70代男性:姿勢不良、趣味からくる顎関節症の改善

来店動機

ずっと顎の痛みが気にはなっていたが痛みが強くなりこのままではまずいと思い来院

カウンセリング内容

痛みの出たきっかけ

開閉時(あくびや食事)の痛み、めまい、首の痛みも一緒に起こっている

当院での施術内容

手技療法と背骨・顎の矯正

身体所見と治療、経過

初回施術

開口時の顎の痛み、食事後の痛みあり、めまい、首肩の痛み、猫背・頸椎の歪みが強く、筋肉の硬さを取る為に手技療法
姿勢不良・頸椎の捻じれに対しローラーを使った矯正
顎の痛みに対して、アイシングと関節の動きをよくするために加圧処置
術後開口時の痛みが10から4まで減少

2回目の施術(4日後)

開口時の痛みが減少、少し症状が戻ったが半分程度の痛みに
前回と同処置
日常生活での姿勢も意識してほしいところから、自宅で出来る背骨を安定させる体操の指導

3回目の施術(6日後)

痛みは前回同様→よく使用するところだから時間はかかると共有済み
首~背中の痛みは半減
同処置に加え、筋力低下からくる猫背と考え、EMSでの筋肉再教育

1ヵ月後

首の痛み、めまい改善
顎の痛みは食事の後に少しだけ残る
日常生活動作の改善指導徹底(姿勢の意識、食事の仕方)

2か月後

顎の痛みは改善、違和感だけが残る
同処置に加え、日常生活での姿勢が再度負担をかける要因と伝え、姿勢意識体操徹底

担当者からのコメント

この症例は介護でのストレス、頸椎の捻じれと猫背からくる顎関節周辺の筋肉への負担増加と頸椎と下顎骨の位置関係の崩れからくる顎関節症と考えられる
年齢や性差は特になく、噛む力が強く、歯軋りもある。姿勢不良とストレスなど様々な要因が重なって症状が発症
急性期には冷却と下顎骨の位置関係を整える加圧処置が重要。
多くは日常生活の過ごし方からくるため、日常生活での姿勢や体操の意識が重要。